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妊娠中の体重増加は、子の出産時体重と関連~妊婦51万人と子116万児の解析結果より~

妊娠中の体重増加が遺伝素因とは無関係に子の出生時体重を増加させることが、アメリカ ボストン小児病院のコホート試験で示されました。

同じ女性が複数回、妊娠したときの体重増加の差と出生時体重の違いを評価。
51万3,501人の女性とその子116万4,750児が対象。
固定効果モデルによる評価では、妊娠中の体重増加と出生時体重の間には、一環した関連が認められた。
また条件付きロジックモデルによる解析では、出生時体重が4,000g以上の子が産まれる頻度は、妊娠中の体重増加が24kg以上の女性が、8~10kgの女性2倍以上であった。

研究グループは、「遺伝素因とは無関係に妊娠中の体重増加は子の出生時体重を増加させる」と結論し、「出生時体重と成人体重の明白な関連を考慮すると、妊娠中の女性をターゲットとした肥満予防策が、将来的に子にベネフィットをもたらす可能性がある」と推察している。

出典:Ludwig DS et al. The association between pregnancy weight gain and birthweight: a within-family comparison. Lancet.2010 Sep 18;376(9745);984-90.

日本における状況

日本では、2005年12月に厚生労働省より、「妊産婦のための食生活指針」に妊娠中の体重増加の目安が示されています。

BMI ~18.5(未満) 18.5~25.0(未満) 25.0~(以上)
体型 やせ型 普通 肥満
体重増加目安 12~9kg 12~7kg 5kg程度(個別対応)

胎児の適切な成長のためには、妊娠中の適度な体重維持と適切な栄養摂取が大切であると言われています。 妊婦検診における体重測定には、きちんと意味があります。

これからマタニティ生活を送る皆さんには、ちょっと頭に入れておいていただきたいですね。

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